筋トレとプロテインでこの世の99%の問題は解決します。本当です。
「はじめに」より引用
いきなり何を言っているんだ?と思ったが、どうやら著者は本当にそう思っているようだ。
どう考えても、筋トレとプロテインで私が抱える問題が解決するはずがない。
しかし、著者はかたくなに「筋トレとプロテインでこの世の99%の問題は解決する」と断言しているから恐ろしい。
そして何より恐ろしいのが、読み終わった後の私が「筋トレとプロテインでこの世の99%の問題は解決する」と信じてしまっていることである。
完全に洗脳されてしまったのだ。
まさに宗教、「筋トレ教」と言うべきか。わずか一時間の読書で私は筋トレ信者になってしまったのである。
この記事は、その布教活動といえよう。
本書を読んで「筋トレにどれだけ多くのメリットがあるか」を知れば、筋トレが続かないなんてことにはならないのだから。
逆に言えば筋トレが続かないのは、筋トレで得られる本当のメリットを知らないからなのだ。
メンタルが弱っている時こそ「筋トレ」
まず述べたいのが、「やる気が起きない時」「テンションが低い時」こそ筋トレしようぜ!ということだ。
筋トレをすると【勝者のホルモン】との異名を持つ「テストステロン」という物資が分泌される。
これは男性ホルモンの一種であり、魅力的な男性になるには欠かすことのできない物資の一つと言われている。
さらに加えて、エンドルフィン、アドレナリン、セロトニン、ドーパミンなどの脳内物質が分泌されるという。
つまりどういうことかと言うと、テンションアゲアゲになる、ということである。
筋トレをすると気分が良くなるというのは勘違いでもなんでもなく、「テンションが上がる脳内物質が分泌されるから」というちゃんとした理由があったのだ。
だから気分が落ち込んだらとりあえず筋トレしようぜ!ってことが本書の中で何十回も述べられるのだ。
これだけ何回も言われると「そこまで言うならわかったよ!やるよ!」という気分になってしまうのである。
テストステロンが分泌されると「周りに敵が見当たらねぇ」「おいおい、自分末恐ろしいな」「自分の限界が見えない」「ジムにあるプレート全部持ってこい!」「今日は俺が休むんじゃない、ジムに休ませてやるんだ」「世界…征服してみるか…」となんの根拠もなく全能感が得られます。
21ページより引用
どうやらマジらしい。やばいな筋トレ。
筋トレすれば、モテる。
これは男性だけでなく女性にも言えることである。
男性が筋トレすればカッチョイイ体になるのはもちろん、女性が筋トレすればホルモンバランスの関係で女性らしい魅力的な引き締まった体になる、という。
「筋トレ」という同じ行為にかかわらず、性別によって各々の一番魅力的な身体へと導いてくれるというのだ。
それは自分に自信がつくということであり、異性に積極的になり、モテることになるのである。
どうやら今まで私がモテなかったのは筋トレをしていなかったからのようだ。
しかし、モテたいという理由で筋トレを初めても、一ヶ月本気で筋トレするとモテるとかどうでもよくなってくるらしい。
実際に筋トレオタクに筋トレする理由を聞くと「わからない…」という回答が一番多いという。
私もこの領域を目指して、まずは一ヶ月間頑張ってみるぞ。
デスクワークと筋トレは相性がいい
全く関係ないように思えるが、本書を読んで「筋トレ」と「デスクワーク(ブログも)」は非常に相性が良いということが判明した。
パソコンに向かって仕事をしてると、どうしても集中できない、良い文章が思いつかない、頭がぼーっとする、というときが1日5回はあるはずだ。
こんな時はいくらパソコンの前に座って頭を悩ませても、一向にはかどらないものだ。
そんな時こそ、筋トレである。
筋トレをして、テストステロン、エンドルフィン、アドレナリン、セロトニン、ドーパミンなどの脳内物資を分泌させ、一気にモチベーションを上げるのである。
「筋トレすると体が疲れちゃって、逆に仕事する気がしなくなっちゃうんじゃない?」
と思ったそこのアナタ。
騙されたと思って試しにやってみてほしい。
私も最初はそう思っていたが、実際に筋トレをしてみると逆に脳がスッキリして「うおー!やるぞー!」という気分になるのである
なんと筋トレをやればやるほど、デスクワークがはかどるのである。
当然なのだ。筋トレをするとそういう物資が分泌されるのだから。
ブログに置き換えてみよう
つまりどういうことかと言うと、
今までは
①ブログが書けない
↓
②パソコンの前に座って何時間も経つ
↓
③結局全然はかどらない
という流れだったのが、
①ブログが書けない
↓
②筋トレしてテンションアゲアゲ物資を分泌させる
↓
③ブログがはかどる
↓
④しかもカッチョイイ体になる
↓
⑤モテる
という流れになるのだ。
素晴らしすぎるのではないか。
逆にいえばブログを書く気がしなければしないほど、そのぶん筋トレするのでカッチョイイ体になってしまうのである。
もっと簡単に言えば、
〈ブログを書けない=ダメだなあ〉
だったのが、
〈ブログを書けない=カッチョイイ体になる〉
というわけである。
もはやブログを書けないほうが良いんじゃないかと思える。
さらに、である。
ブログを書くと脳が疲れ、筋トレをすると体が疲れる。
脳と体の両方が疲れるため、ぐっすり眠れるようになる。
「質の良い睡眠をとる」という行為は、仕事のパフォーマンスを上げるのに必須であることは言うまでもない。
良いことづくめというわけでる。
あとがき
断言しよう。
本書を読み終わった瞬間、あなたはAmazonでプロテインを定期購入している、と(私自身がそうしたからだ)。
本書を読んで筋トレをせずにいられる人間がどこにいようか。プロテインを飲まずにいられるわけがないのだ。
もちろん今回ご紹介した内容はほんの一部にすぎない。
他にもあらゆる「筋トレで得られるメリット」がエグいくらいに述べられまくっている。
しかもユーモア満載であり、とにかく楽しく読めるというのも大きな魅力だろう。読んでいて何回笑ってしまったことか。
とにかく、
・モテたい
・自分に自身がない
・痩せたい
・やる気が起きない
・モテたい
・鬱っぽい
・悩みを抱えている
・筋トレが続かない
・モテたい
・仕事に集中できない
・モテたい
という方は騙されたと思って本書を読んでみよう。
全ては「筋トレ」が解決してくれるのである。
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法
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